song book vol.2

おおはた雄一 song book vol.2歌詞
1.真昼の東京

作詞:おおはた雄一
作曲:おおはた雄一

いつもよりも 少し
遠くまで 足を伸ばして
やけに気持ちは静かで
どこか はぐれてしまいそう

真昼の街は まだ はしゃがない
なのに
一体どこまで行くつもり
シェラックの森に 迷いこんだようだ

あの子は絵を描いてる 今も
僕は横を 走り抜けてく

色づかいだけ そっと置いて
二人 はぐれてしまうかも

夕べの服は まだ 乾かない
なのに
一体どこまで行くつもり
シェラックの森に 迷いこんだようだ

真昼の街は まだ はしゃがない
なのに
一体どこまで行くつもり
シェラックの森に 迷いこんだようだ


2.トライシクル

作詞:おおはた雄一
作曲:おおはた雄一

ただ ひとつだけ
たしかなもの そこにあれば
いつだって心は 自由にいれるのさ
耳をすましてよ ほら

ただ ひとつだけ
ゆれない物 そこにあれば
いつだって心は 自由にいれるのさ
耳をすましてよ ほら

屋根をたたく雨音に
誘われて旅支度
夜をまたぐ 0時の針の音
どこか似てる そして行くよ

めくられるページの音に
誘われて旅支度
夜をまたぐ 0時の針の音
どこか似てる そして行くよ

ほら 見てごらん
光の渦、そしてパレード!
いつだって心は 自由にいれるのさ
耳をすましてよ 耳をすましてよ
耳をすましてよ ほら


3.南洋航路

作詞:おおはた雄一
作曲:おおはた雄一

100万メートルの遥か彼方
今も沈んでいく太陽はあって
それを眺める 恋人たちは
いったい 何を今思うだろ

100万メートルの遥か彼方
今も滲んでいく太陽はあって
始まりを歩く その人は今
いったい 何を思うだろ

明日の今頃には
きっと船の上 そして南へ

今頃どこかじゃ
南洋カクテル飲みながら
スプーン打ち鳴らし歌う
空を眺める その人たちは
いったい 何を今歌うだろ

100万メートルの遥か彼方
今も沈んでいく太陽があって
それを眺める 恋人たちは
いったい 何を今思うだろ

明日の今頃には
きっと船の上 そして南へ


4.トレインピース

作詞:おおはた雄一
作曲:おおはた雄一

ブラインド越しの太陽
眠りそこねを笑う様
気の向く方にそっと
流れてゆくよ
トレインピース ピース

曲がりくねった道
ぐいぐい進むそのうち
見えてきたものの方へ
流れて行くよ
トレインピース
トレインピース


5.実りの季節

作詞:おおはた雄一
作曲:おおはた雄一

もどかしさを追い風に
心は君へと向かう
かき鳴らし ひた走る
心は君へと

何にもまとわず
ただ風に 吹かれているような
ありふれたように見えた
君がくれた
実りの季節

その声はまっすぐに
まっすぐにここまで届く
その言葉はゆっくりと
ゆっくりと濃くなっていく

何にも迷わず
ただそれを 選んでいくような
ゆるがない君が見せてくれた
実りの季節

何にもまとわず
ただ風に 吹かれているような
ありふれたように見えた
毎日がくれた
実りの季節